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ホタルの宿と内山川

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東陽校区はホタルの里というふうに命名しても良いかもしれない。この内山川にもホタル(ゲンジボタル)がいる。

その昔、川から北が八名郡、南が渥美郡だったために境川と呼ばれた内山川。この川は東陽校区から流れ出しており、地元の多米小学校と東陽中学校、地元の住民の活動のおかげで貴重なホタルの生息地になっている。「ホタルを見る会」というのも行われていて、5月下旬頃には花菖蒲とともに乱舞するホタルが見られるそうだ。

そのホタルにもっと親しめるようにしようとつくられたのがホタルの宿。内山川を下って、ゆめのこ幼稚園、鞍掛神社の近くにある。ホタルの宿は、川を大切にし水や生物に親しみながら、学習や観察ができるように、ホタルをイメージした遊具や展示パネル、休憩所、せせらぎが配置してある。そして「桜並木と水車」をテーマとして、周辺500mの区間には水車小屋などがある散策路にもなっている。

開発が進んでいるのは東陽校区も例外ではないのだが、それによる急激な環境の変化によって貴重な自然が失われつつあり、より自然を大切にすることが必要になってきている。この「ホタルの宿」も、水辺リフレッシュ事業でわざわざ自然に親しみやすいような形に作り替えてあり、なかなか好感が持てる。内山川と、もう一つ朝倉川という、ホタルの乱舞する川は、東陽校区の貴重な財産である。

ちなみに一番上の写真は、ホタルの宿にある、ホタルを模した便所。

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