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嵩山の蛇穴(すせのじゃあな)

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鍾乳洞につながる入り口

嵩山の蛇穴は、本坂トンネルのそばにある、国の史跡。この嵩山の蛇穴 付近は、石灰岩層が広く分布しており、いくつかの鍾乳洞がみられるが、ここも古くから知られた鍾乳洞で、縄文期には 岩陰住居として利用された。縄文時代の住居というと たいていの人は、いわゆる「たて穴式住居」を思い浮かべるのだが、日本ではたて穴式住居以外にも住居は発見されている。この嵩山の蛇穴もそのひとつで、自然の洞穴をそのまま活かして利用しており、内部温度が一定で夏は涼しく、冬は暖かいというその特性をいかしたものである。蛇穴の入り口は、高さ1.3m、幅3.5mとせばめだが、中に入れば広い空間が広がっており、入り口からは75mまで歩き進むことができる。

この遺跡からは、縄文土器片や矢じりなどが発掘されているが、現在 その出土品は豊橋市美術博物館に展示・収蔵されている。また、この蛇穴には昔からいくつかの伝説がある。昔この洞穴に大蛇が棲んでいたので蛇穴と名付けられたとか、この穴は長野の善光寺に通じているともいわれている。

  • 料金/無料
  • アクセス/豊橋バスターミナルより豊鉄バス嵩山線「嵩山」下車
  • 勝手にオススメ度/

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